院長のブログ

血圧はやはりしっかり下げた方が。

現在、日本では診療所での血圧140/90mmHg以上、家庭での血圧135/85mmHg1以上であれば『高血圧』と診断し、生活指導や薬物治療の対象となっているのが一般的です。当クリニックでは、患者さんとも相談の上、この基準を参考に診療におこなっていますが、最近今までよりもさらに降圧した方がよいのではという報告がなされています。
ある研究では、血圧を120/80mmHg以下に下げた方が、120/80mmHg以上の人より、脳卒中や心筋梗塞になりにくいとのデータが発表されました。
そういう風潮から、最近おこなわれた米国心臓協会学術集会では、血圧130/80mmHg以上を高血圧と判断し、それ以下に下げるのがのぞましいというガイドラインが発表されました。このガイドラインが直接日本人にあてはまるかは、まだ議論のあるところですが、脳梗塞や心筋梗塞などの心血管疾患を防ぐためには、しっかりと血圧を下げた方がいいという流れになってきています。